2012年01月09日

2012nen 2012年、年頭所感

年があけ9日が経過しました

いつもの年より昨年末そして年初と新しい仕事の打ち合わせがあり
無駄にいろいろな事を考える暇もなく、平常の時と変わらず過ごせ
ている事はむしろ幸運なスタートなのかもしれない

1つだけ、年末年始に集中した事は、2009年度NHK大河ドラマ
「龍馬伝」を一気に観た事。坂本龍馬が好きというより、ドラマの
中の福山龍馬の生きざまに魅了された事が蘇った

最近考えている事
独立して9年、組織の活性化を常に考えてきた。組織を元気にする
事とは?1つの解決策としてコーチングの手法を多くの方々に伝え
るチャンスを頂いてきた

自ら会社を興し、自らの組織を持ったがあくまで個人事業主という
立場はそのまま維持している。9年も続けているとそのメリット・デ
メリットは肌身に感じてきた

組織の大小に関わらず、仕事をする上で社会的に存在意義が無い仕
事は仕事をする意味がない。少なからずこの9年間、組織の活性化に
対して自分で出来うるサポートをし意義を見出してきた

しかし、小さな会社組織では出来る事と出来ない事に直面する事が
ある。そんな時に大切にしている事は「その仕事に関わりたいか?」
と自問する事。「やりたいと思えば必ず道は開ける」「方法が見出さ
れる」また、そうでなければ50歳で独立起業した意味もない

渡邊和博氏の「坂の上の坂」を読んだ。「坂の上の雲」を目指し奔走
し、人生60を越えて「新たなる人生の楽園」を手に入れる、そんな
夢がなくなり60を越えた先には更なる坂が待ち受けている、だから55
歳までに準備すべき事があると渡邊氏は語っている。しかし自分は
とうに55を越え来年には還暦を迎える

昨年、不条理に感じる事が多々あった。特に「無常感」を否応なし
に押しつけられた方々を観てきた。そんな中、鴨長明の「方丈記」
や執行草舟氏の「生くる」にも出会った。まさに60からの人生観を
再構築する為のステップであったと思う

「関わりたい仕事」にどう関わってゆくか!大きなテーマであった。
1つ理解した事がある。鴨長明が語るように、何時までも続くものは
ない、人生は流転し儚いものだと!儚いものなら、先を考えず今に
ベストを尽くす。その尽くされたベストが未来を結果として作りだすと
気付いた

今出来る事にベストを尽くす。書いてみれば当たり前。しかし当た
り前な事ほど、そこに至る思考錯誤が大切

昨年から多くの独立したプロコーチを束ねた仕事を徐々に増やしてる。
プロコーチは一人一人のマインドは高く、他者に対しての貢献力も高い。
そんなプロコーチを束ねると、途方もない成果が生まれる。プロコーチ
一人一人に違いがある様に、成果にもプロコーチの数だけの成果が
生まれる。その途方もない力で「関わりたい仕事」にベストを尽くす

今年はそんな事を考え、既に実践しだしている

反面、流転の無常感を忘れないでいたい

「諸行無常 諸法無我 涅槃寂静」

すべては変わりゆく、すべては単独に存在するものではなく
 関係性の中にある、関係性の中で如何に「私」の存在を薄く
 淡くしてゆくか!そうすればその先に訪れるべき境地がある

「龍馬伝」私信なき若者が、誰もが笑顔で過ごせる日本を作ろうと
目指した。そんな気持ちを私も持ち続けたい 


posted by 組織コミュニケーションコンサルタント at 10:02| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月22日

3.11を体験して

3.11を体験して


東北関東大震災から11日目を迎えております
3月はもともと仕事をセーブしておりましたので、地震から
今日まで殆ど自宅で過ごす事が出来ました

3月11日は蒲田で研修を実施しており、地震直後に研修ビル
から受講者と一緒に避難し、2回目の大きな地震の際には、
中庭から研修ビルが大きく揺れるのを唖然と眺めておりました

外に避難していても、羽田が近いので飛行機が旋回している様子
や、ワンセグでお台場の火災状況を見ている人など不安が徐々に
募っておりました

暫くすると雨が降り出し、地震もすこし収まったので4階の研修
会場まで戻りました。ビルの壁が少し崩れていたり、非常階段の
壁も剥がれていたので、改めて地震の大きさを実感しました

全員が研修会場に揃った所で、一端研修は中止、その後の対応は
後日連絡をして頂く事になり私も自宅に帰る事にしました
その頃、自宅からは多少いろいろなモノが倒れているが、殆ど被
害は無いとのメールが入ってきましたので、すこしほっとしました

しかしながら電車は止まっているとの事。まずは
蒲田駅を目指して歩きました。駅に近付くに従い人は増え、ざわ
ざわとしている様子でした。まさに街頭TVの様に、TVが見れる場所
では人だかりだ出来、悲惨なTVからの映像を殆どの人が黙って
見ていました。津波を上空から撮影した映像が流れていました・・・

蒲田駅で交通機関が無い、バスも動いていない事がわかり
まずは自宅に連絡してから歩いて帰宅しようと思いました
しかしながら携帯電話は繋がらず、公衆電話を探しましたが
長蛇の列でした

そしてまずは駅前のMAPを見て大体の方向性を確認して歩きだし
ました。丁度、16:30頃だったと思います
電車を使うと私の住んでいる東急東横線都立大学から
蒲田までは、30分程度の距離。そして運が良かったのは渡る
川などがなく歩けば辿りつく状況でした

蒲田の商店街は至って平常。但し休める様なコーヒーショップは
殆ど満員状態でした。電車の復旧を待っているのでしょう
街の活気ある音を聞いて、少しほっとしました

蒲田周辺は池上線、多摩川線と信号が多い線路が続きます
蓮沼駅に着いた時に駅前の踏切が下りており、踏切が下りている
警告音が鳴っていました。一瞬、電車が動きだすのでは?と
錯覚してしまいましたが、踏切が下りているので、道路は
遮断され、渋滞が起きていました。当然バスも全て停車状態。
バスの運転手もバスから降りていました

蓮沼駅で再度MAPを確認すると、環八が近い事が分かりました
環八に出ればあとは、そのまま田園調布まで行き、自由が丘
を経由して都立大学へとほぼ経路が頭の中で想定できました

環八に出ると、タクシーも走っていましたが回送か、または
乗車中の状況でしたので、ひたすら歩くしかないと思いました
また同じ方向に歩く人も多く、安心して歩く事ができました
中には防災用のヘルメットを被ったまま歩く女性もいました
そして、逆の方向へ移動する人も多く、皆明るい内に
安全な場所へ戻りたいのだろと・・。

歩いている最中に、何か所か公衆電話を見つけましたが
殆ど繋がらない状況でした。偶然あまり人が並んでいない
公衆電話を見つけ、自宅に連絡をとる事が出来ました
(並んでいる人の事を考えて出来るだけ簡潔に情報を交換しました)
やはり、メールより家族の声を聞くと安心できるものでした

歩き続けると、如何に靴が足にあっていない事が分かりました
本来なら、脱いでしまいたいと思える状況であると思うの
ですが、我慢して歩き続けました
電子機器は殆ど持ち歩くだけの状況、紙の地図さえあれば
良かったのかもしれません

徐々に周囲が暗くなり、途中途中にあるコンビニの明かりと
そこにいる人だかりが安心感を醸し出してくれました

地名に田園調布の文字が読みとれた時には、先が見えた思い
でした。そして東急東横線の線路沿いに環八を右折して
自由が丘に向かいました。周囲の光景は今朝電車の中から
一瞬みた光景であるのが、とても不思議でした

自由が丘の街は大勢の人が右往左往していましたが
殆どの店も空いており、ここで少し休んでから自宅へ
向かおうと考えました。時間は18:30頃であったと思います
大型電気店の店頭のTVで暫く地震と津波情報を見ていました
そしてお腹も減り、若干寒さを感じたので自由が丘で良く
行くラーメン店に入りました

その後、目黒通りに出て都立大方面へ歩き続けました
目黒通りは自宅へ急ぐ帰宅者の流れに逆行する事になり
ました。多くの方々はかなり歩いてきたのか、疲れている
様子が伺えました。カップラーメンを立ち食いしながら歩く若者
もいました。途中超満員のバスが、満員の停留所に
着く所を見たのですが、殆ど誰も乗せられず通過して行きました

自宅に着いたのは19:30を回っていました
幸い、壊れたものはなく、書籍類やパソコンなどが
散乱しただけでした

途中休みながらの3時間程度でしたが、いつもと違う
環境の中、いろいろな事を考えながら歩いた3.11は
私にとって忘れられない時になりました
posted by 組織コミュニケーションコンサルタント at 13:52| 東京 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月08日

サードプレイスラーニング 3

サードプレイスラーニングの具体的な手法とは?

私はグループコーチングを様々な企業で実施しております。6名1グループ
程度をプロコーチが1名担当し、「コーチング実践」、「コーチング実践オ
ブザーブ」、「実際にコーチングを受ける」の3つの学びを体験しながら、
参加者にコーチングスキルのレベルアップを目指して頂きます。参加者は主
にコーチング研修を受け、現場に戻りコーチングを実践された方々になりま
す。また、グループコーチングでは自らの課題を参加者に持ち寄って頂きま
す。このようなグループコーチングを実施していると、実施後参加者から下
記の様な感想を頂く事があります。

・自分では考えもつかない視点でのアドバイスを貰えた
・鋭い質問には窮する場面もあったが、考える場になった。自分を振り返る
 機会になった
・最初は自分自身のマネジメントの悪さを批判されるのでは?と思ったが、
 話を聞いて貰えると、共感さる事の重要性が理解出来た(部下も同じ思い
 であったかもしれない)
・他の参加者の課題解決を通じて、具体的な解決方法が分かった
・他の参加者の課題解決を通じて、自らの課題と照らし合わせて自分の問題
 として考える機会になった
・業種は異なるが、同じ管理職として共有の悩みを抱いている事が分かり勇
 気づけられた
・発表者の意見を聞きながら、発表者の思いこみや視点が偏っている事が分
 かった、しかし立場を変えるとまさに自分の思考傾向でもあった

上記の感想を読み、まさにこの方法はサードプレイスラーニングの実践であ
ると気付きました
posted by 組織コミュニケーションコンサルタント at 13:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月03日

サードプレイスとは?

具体的にサードプレイスとは?

第一の学びの場 自己学習(自己研鑽・研修等)
第二の学びの場 OJT(職場で教えながら学ぶ)
第三の学びの場 越境学習(職場を越えて他者と一緒に学ぶ)

サードプレイスを理解する上で、「越境学習」という考え方があります。
「越境」とは今までの自らの学びの場から外に出て学ぶ事です。また、学習
する為には「考える力」が必要になります。自己研鑽やOJTでの学びは自分自
身の価値観や考え方に固執してしまう傾向もあります。「考える力」を育成
するには、他者の存在が必要になります。「考える力」は自己の思考から離
れ他者から学ぶ事や、自己の経験だけではなく他者の経験を通じて学ぶ事が
求められます。更に、越境学習は組織外の学習の場で、他者との関わりを持
ちながら、自分自身を見つめる(内省)、更にその考えを言語化して他者に
伝える事が求められます。つまり、サードプレイスとは、職場を越えて他者
と学びあう場となります。

そして、サードブレイスラーニングは上記の越境学習の実践学習方法です。
自らが属している組織を越えた「第3の学びの場(サードプレイス)」にお
いて、他者と関わりながら知識を活かし行動できる人材像へのファーストス
テップを決定する学習方法です。
posted by 組織コミュニケーションコンサルタント at 17:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月01日

サードプレイスラーニング 1


今、ビジネスパーソン特に管理職は下記の様な課題を抱えています

資料 産業能率大学「上場企業の課長を取り巻く状況に関する調査」
(2011年10月)
◆ 課長として悩みを感じている事は?(上位4位)
1位 業務量が多すぎて余裕が無い  33.6%
2位 部下の人事評価が難しい    32.9%
3位 部下が中々育たない      29.7%
4位 上司と考え方や意見が合わない 20.8%

その様な中でも、管理職は「学び」を求められています。ビジネスの中での
学びの状況はどうなっているでしょうか?

研修や自己研鑽を通しての自己学習、そして仕事を通じて学び合うOJTが
主体になっています。また研修で学んだ事の職場実践に関して、フォロー研
修・eラーニング・外部認定期間を通じて認定される資格獲得等の方法が実施
されています。それぞれメリット・デメリットがありますが、現状では仕事
に活かす学びをより深める為の学習方法と場が求められています。

スターバックスコンセプト「第三の場所」は職場でもなく、家庭でもないと
言う意味での「第三の場所」。1980年代のアメリカはハイテンションな
競争社会であり、皆が「安心して集える避難場所」を求めていました。その
場は、職場では無く、家庭でも無い「第三の場所」。スターバックスはまさ
コーヒーを商品として場を提供しました。

そこで、自己学習の場を「ファーストプレイス」OJTの場を「セカンドプ
レイス」とすると、更なる学びを深める場としての「サードプレイス」であ
ると考えられます。

では具体的にサードプレイスとは?
posted by 組織コミュニケーションコンサルタント at 20:55| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月31日

2010年

2010年

今年は従来の仕事量は三分の二と減少した分、インプットの時間が増えました
何事も、走りながら考えるという反面、立ち止まって周囲を見渡す大切さもあ
ると思います。まさに今年はそんな年でした。年末にいろいろな方と話をする
中で、時々「このままで良い。十分やってきたから・・」等の言葉を発してる
自分にどこか違和感を感じていました。本当にそれでいいのか?と

今年は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」に大きな影響を受けました。全くそれま
で興味の無かった歴史という新しい観点が自分に加わりました。興味を持って
幕末を眺めて行く内に、知れば知るほどの楽しさが芽生え、その事を人に語り
たくなり、また歴史に関していろいろな事を見解をもっともっと聞きたくなり
ました

この高揚感と「このままで良い。十分やってたから・・」という自分の言葉に
は明らかに差異がありました。例えば歴史に関しても全くまた先端に立っただ
け、扉を開いたに過ぎない状況なのに、これで充分などとは決して言えない。

東京に半世紀以上暮らしてきて、今年初めて築地市場へ行きました。そこは、
全く自分の知らない世界が広がり長く続いてきた伝統の食文化が限りなく広が
っていました。全く知らない事でした。正確には知識として知っていたけど、
それだけの事を実際に見聞した驚きが築地市場にはありました。まだまだ知ら
ない事は山のようにある。知ろうと言う意識がある限り。

午前十時の映画祭、この1年約50本の名作映画を見続けました。自分で選ぶ
のではなく、人が選んだ映画の興味を持ち足を運びました。20年以上も前に
見た映画を再度スクリーンで確認する。全く知らない映画に興味津々の気持ち
で上映を待つ、そんな体験をこの1年1週間に一度づつ体験し続けました。笑い
悲しみ、深く考え、ワクワクし、涙する。まさに銀幕の持つ魅力に魅せられた
1年でした。考えてみると祖父や叔父は映画社、父はTV会社と少なくとも映
像に関わる事を生業にしていたので、当然私もひきつけられたのかもしれませ
んが!長く観られてきた名作だららこそ、そこにあるメッセージを受け取りた
い。そんな想いも見続ける中で生まれてきました

同時に2カ月に1回開催し続けた読書会
2月には、中勘助「銀の匙」、4月は中谷宇吉郎「雪」6月はサリンジャー「ラ
イ麦畑でつかまえて」、8月は「ヘミングウエイ短編集」オーヘンリー短編集
「恋人たちのいる風景」10月は谷崎潤一郎「陰翳礼讃」そして12月はサンテク
ジュベリ「夜間飛行」を読み合わせてきました。普段なら手に取らない、もう
一度読んだからもう読まない、人から進められない限り読まないなどの書籍を
1年間で6冊読み合わせた経験も、人の多様性、課題に対する取り組み方の違い
などを学び合う時間になりました

そんな中
まだまだ老成する年ではない、達観するだけでなく一歩踏み込む姿勢と行動力
がまだまだ足りないし、自分の中に確実に存在してると思いはじめました。先
日この1年で自分が得たものを「先見八策」として纏めました。この考え方を
2011年は形にする年にすべく動いて行こうとこの年の瀬に改めて実感しており
ます

龍馬伝の中で忘れられない言葉あります

「志を持つだけではなく、時には強かさを持つ事」
*長崎の豪商の姿から龍馬が語った言葉
単に志の大切さを説くだけでなく、それを実行する為の術を伝えた言葉

大政奉還後の岩崎弥太郎とのやり取りの中で、弥太郎が「人はそう簡単には変
わらない。いざ変わろうとする時に直面すると、躊躇い・ねたみ・保身・恐怖
などが人を留まらそうとする。光輝くものは時には、うとましいものにもなる」
という言葉に対して龍馬が発した言葉。
「たしかにそうかもしれい、しかし自分は自分のやりたい事をしただけだ」
考えだけ留まるより、自分が目指す所に向かって動いて行く事の大切さ

そんな中、誰もが龍馬のような強かさを持っている訳ではない、そしてドラマ
には描かれていない龍馬の淡々と過ごす平凡な日常もあるなど、有事の時に前
向きに動ける平事の生きる術があるはず。ドラマの様な効果音もなく、同じ事
が繰り返される時が!

そこで、2011年は私は
一人でも多く、組織を活性化する為に動くリーダーを育成する
同時に、淡々と続く日常の業務(日々)をつつがなく過ごす為の日常力を保つ為
のコミュニケーション能力を提供して行く

そしてのキーワードは「考えさせる」
部下から引き出すだけでなく、考えさせる為に関わるコミュニケーション術を
伝えてゆく


最後に
求められた事に対して、謙虚にそして決しておごらず、対応して行こうと強く意
識しました
posted by 組織コミュニケーションコンサルタント at 12:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月30日

先見八策

中々、本来の性善説・性悪説に戻れない。

今回も少し横道にそれます

11月の最終日、弊社は期末日、漸く8期が終了
明日から9期に入ります。コーチングを中心とした組織コミュニケ
ーションコンサルタントとして今後も、もうしばらく奔走して行こ
うと思っております。
ツイーターで呟いた、先見八策に関して今日は触れたいと思います。

「先見八策」とは、勿論坂本龍馬の「船中八策」から勝手に銘々し
たもの。2010年度に自分自身がビジネスの中で印象深く心に残
っている学びを八策として纏め、2011年度の羅針盤にするもの!
じっくりこれらの八策を熟考し、大海へ臨もう。

先見八策

一、議論する事が重要である事
昨年の夏、ハーバード大学の人気教授のマイケル・サンデルが東大
の講堂に立ち、白熱授業が展開されました。敢えて正義に関して1
000人の学生達と議論を展開する姿勢。興味を抱かせ、集中させ
そして哲学を議論する。様々な価値観や考え方を受け入れ、更に展
開するサンデル教授は、議論する事に価値がある!と言われました。

一、目標を最後まで共有する事
小惑星探査機「はやぶさ」が7年の歳月をかけて地球に戻りました。
はやぶさのプロジェクトマネジャー川口淳一郎氏の話を昨年聞く機
会がありました。究極のリスクを乗り越え、7年と言う長い期間、
優秀なスタッフのモチベーションを維持した要因は、奇跡ではなく
根性であり、そして「地球に戻る事を常に目標として全員で共有し
続けた事」であると語られました。

一、苦労の数だけ人生は実るという事
有機農法実践者である米農家:石井 稔氏はプロフェッショナル仕
事の流儀で、美味しい米を作るには、微生物を味方に、風を味方に
気温を味方に、そして太陽を味方に、米との諦めない対話を続けら
れていました。この夏の異常気候の中で様々な判断を下さなければ
ならない苦渋、そんな時にも常に稲に語りかけるその姿勢。最後に
石井氏は「苦労の数だけ人生は実る」と言い切られていました。

一 思わず人に話したくなる話をする事
一橋大学教授、楠木健氏は昨年「ストーリーとしての競争戦略」を
上梓しました。ビジネス書としては異例の販売実績。その書籍の中
で楠木教授は「戦略ストーリー骨法10カ条」を提唱しています。
その中でも私が一番印象的なものは「思わず人に話したくなる話を
する」でした。自分が楽しいと感じる話は相手にそれだけ伝わるも
のです。

一、相手を120%Happyにする事
昨年、神田昌典氏と出会い全脳思考ファシリテーションを直接学び
ました。自分の全ての能力を出し、自分自身の固定概念から脱する
為に全脳思考という考え方があります。そして目標を達成し、更に
達成への困難を乗り切る為には、自分自身の為ではなく、相手の為
に行動する事の大切さを神田氏は説いてます。この考え方は楠木教
授の骨法の中でも「エンディングから考える」つまり、相手の事を
120%も幸福にしたその最後の場面から考える事が目標達成のコ
ツであると言われています。同時に「日本で一番大切にしたい会社」
の著者の法政大学教授の坂本光司氏も、企業が大切にするものの順
番は、先ずは社員とその家族、次に外注委託先、そして顧客、更に
地域社会、最後に株主という優先順位で経営している会社であると
も語っています。誰も自分の為にという言葉がありません。

一、モチベーションをコントロールする事
私はリンク&モチベーション社の講師の仕事もしております。その
会社の社長、小笹芳央氏は、モチベーションを3つの要素に分解出
来ると説いています。「目標の魅力・危機感・達成可能性」曖昧な
モチベーションというものを3つに分ける事でコントロールが可能
であると言われています。3つの要素を龍馬伝で解説してみましょ
う。
坂本龍馬は、武士、幕府などの制度から諸外国と立ち向かう日本国
設立という目標の魅力を説いた。 
武市半平太は、土佐の大殿様である山内容堂の為に、攘夷をなしと
げなければならないという危機感で行動した。
勝海舟は、日本国に海軍を作るべき海軍操練所を作り、達成可能性
を常に示した。

一、人は不合理に行動するものであると考える事
クリス・アンダーソンの「Free」はビジネスのあらゆる場面で
言及され、活用された。アダム・スミスの見えざる手が機能する市
場原理から行動経済学の典型的な行動パターンである、無料の威力
は2010年のビジネス界を席巻しました。人間が如何に予想通り
に不合理であるかを知る事が2011年には更に求められると思い
ます。

一、伝える力を鍛える事
2010年はどこを見えても池上彰氏が金太郎飴のごとく出現しま
した。如何に「分かり易く伝える」事が今、重要であるかが分かり
ました。

posted by 組織コミュニケーションコンサルタント at 16:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月18日

ここまでの振り返り

前回の掲載から1週間程度時間が経過しました
書き始めた勢いが、やはり仕事に追われるとダウンしてしまいますが
ここからは平常心で書き進めて行こうと思います
そこで、ここまでの流れを一旦整理して先へ。

ここまでの流れ

そもそも、自分が独立したきっかけの言葉、性善説・性悪説に立ち戻り
たい。また人を信じる・信じられないという意味合いで使った両説を更
に掘り下げて考えたい

両説を調べだすと「人を信じる・信じない」と無関係である事が分かる

どうして私はそう思ったのか?マクレガーのXY理論の方がどうやらそ
の時の心情を的確に表しているようだ。そこでマクレガーの「企業の人
的側面」を読む

「企業の人的側面」を読むとマクレガーがマズローの欲求段階説等を参
考にしている事が分かった。そこで更にマズローの「完全なる経営」を
読む事にした

マズローとマクレガーは同時代の人であり、実際に議論をしている。更
に生涯6つの質問に対して意見交換もしていた。

さらにマズローはZ理論を独自に提唱。そして完全なる経営とは、個人
の目標と企業のの目標の統合性がとれている状況であると語っているこ
とが分かる。その為には!欲求が満たされている事が重要

欲求を掘り下げて調べると、欲求段階説の中で自己実現だけが他の欲求
とは、個となっていた。他は欠乏の欲求。
自己実現だけが人間そのものの存在を司る欲求。そんな自己実現を果た
す為には一体何が必要なのか?、マズローの事例は自己実現を果たして
いる人は偉人聖人・・・。しかし現実に自己実現を果たすという言葉は
耳にする??

そこでもう一度原点に戻り、性善説と性悪説と自己実現の関係性に関し
て考え出す。部下上司の関係。親子の関係など性善説と性悪説のどちら
のスタンスをとるかによって部下・子供に対する影響が異なるのでは?
という疑問から、教育の観点で両説を考え出す

教育の中で最初に性悪説との関係性に触れたのはアリス・ミラー。そこ
で「魂の殺人」を読む。ミラーはヒットラーの事例などを具体的に示し
ながら、性悪説のスタンスでの教育を闇教育と説く。しかし本来の人間
は悪という部分は良いが?成長すると善を学ぶという部分はあまり扱わ
れていない様だが・・・

自己実現していない親や教育者が教育の場に関わると、如何に悪影響を
及ぼすかが徐々に理解できた。では自己実現を果たす為にはどうするか?

私のコーチとの会話の中で、コーチングはまさに個人の欠乏欲求を満た
し自己実現に向けての行動をサポートするスキルである事を改めて気付
く。その手法が自己基盤(パーソナルファンデーション強化)。上司は
組織の中で部下が自らパーソナルファンデーションを強化出来るように
サポートする。また組織自体も自己基盤強化に力を発揮するものでもあ


太田肇氏の「承認欲求」を読むと、自己実現は目的ではなく結果と記載
されていた。確かに結果なので、そこに至るプロセスは様々。また欠乏
欲求の中の承認欲求を組織自体が満たす機能を持っている。そこには日
本独自の表と裏の承認が存在する

ここまで進めてきた
posted by 組織コミュニケーションコンサルタント at 12:56| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月12日

承認欲求

マズローの欲求段階説の最高位にある自己実現
言葉にすると、中々説明が難しい。少なくとも低次元欲求は満たされて
おり、最高位の自己実現達成への準備は整ってる状態と表現出来ると思
います。その準備を整える為には、個人の自己基盤(パーソナルファン
デーション)を整える事が重要であり、そこにコーチングが機能します。

組織で考えると、上司は部下に対してコーチングを施す目的は、低次元
欲求を満たした部下の個人目標と組織目標を統合する事になる訳です。
その為には、まずは部下の低次元欲求を満たすように働きかけが必要に
なります。

また、組織は個人の集合であるが故に、組織の力が働きます。その力と
は組織を向上させる力、逆に組織を崩壊させる力も働きます。特に低次
元欲求は組織の中で満たされるし、または欠乏するものであるとも考え
られます。

低次元欲求 生理的→安全→所属&愛→承認&自尊心 (欠乏欲求)
      →自己実現 高次元欲求

上記の考え方の上で、同志社大学教授の太田 肇教授の「承認欲求」を
読んでみましょう!

太田氏は、自己実現は人間にとって最高の価値あるという事と、それを
追求する事は別の事であり、自己実現は結果であり、目的ではない、自
己実現を目的として追求すると精神的に不安定に陥りやすいと述べてい
ます。

そうなると、マズローが自己実現だけはなんとも表現しにくいのは、自
己実現は結果であるので、その自己実現の達成基準が個人にあり、一般
的には語れないという事になります。人は自己実現を結果として手に入
れるが決して、目的とはしない。だから、それより低次元の欲求を実は
切望している事になる。その最たる欲求が「承認欲求」!
そもそも「承認欲求」とはマズローの欲求では欠乏欲求の最上位に位置
するわけですから、欠乏欲求は最高位になる訳です。

自己実現が目的でなく結果であるとするならば、結果を実感したいと切
に願う事になるでしょう。そうなると欠乏欲求が満たされていると実感
する事(出来る事)が仕事に対する動機付けになる訳です。

組織の中で仕事を通じて欠乏欲求が満たされている事を実感する!とは
どの様な事か?
改めて組織の中での低次元欲求を整理してみると
生理的・安全欲求は、働く事で衣食住が満たされている
所属&愛は、組織への帰属が満たされている
承認&自尊心は、組織の中で認められ尊敬されるている

上記が満たされていると実感する事が、自己実現への必須項目になる訳
です。

太田教授は、その様な状況において日本独自の承認がある!と表現され
ています。表の承認と裏の承認!
posted by 組織コミュニケーションコンサルタント at 15:24| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月11日

個人と組織の自己実現

昨晩私のコーチと性善説&性悪説に関して話しあいました。その中で
特にマズローの自己実現に関して意見交換をしました。私のコーチは
個人が自己実現するためにサポート出来る事がコーチングで良くとり
挙げられるパーソナルファウンデーションの強化であると言及されま
した。確かにその為にコーチングを学んできた自分を思い出しました。

自己実現は果たす為には低次元の欲求を1つ1つ満たすようにサポート
する事がコーチの役割でした。>いまさらですが・・・
組織の中での個人のパーソナルファウンデーションを上げてる事をコ
ーチはサポートし、そのような個人が集まり組織を形成すれば、その
組織は自己実現した個人の集まりになり、その結果として組織の目標
と個人の目標が一致しやすくなる・・・同じ方向を向いている個人の
集団なので各自が互いに承認しあい、その結果として個人の自尊心が
高まり個人の自己実現が可能になる。

そうなると、組織が立ちあがった時などの創世記の組織であればフラ
ットな組織であり、組織がかかえるしがらみ少なく組織自身が自己実
現を果たした個人に支えられ、結果として組織も自己実現を果たして
行くと考えられるが・・・言いきれるか?

逆に成熟期等の組織はしがらみも組織も複雑になっている、そんな状
況で個々人の自己実現を果たせるように管理職が、常日頃から一般従
業員の低次元欲求を満たすように働きかけ、自己実現を果たせる準備
を整える必要があると考えられます。また前提として管理職の方々は
低次元欲求は満たしている管理職になっている事になりますね。

研修を実施している立場から言うと、様々なスキルを伝える事も重要
であるが、その前に低次元欲求を満たすパーソナルファウンデーショ
ンの強化が如何に重要あるかが見えてきます。言いかえると軸がぶれ
ているのに、矢を射る為のスキルを学んでいるでは・・・
しかし軸ブレ防止を学ぶのは比較的若い頃であり、徐々に軸ブレ対処
能力は敢えて研修で学ぶよりも、自然と身につけて行く。特に脈々と
続いている組織には不文律的なルールもあり、軸ブレを自然と支え合
う機能もあると思います。仕事後の飲みニケーションの目的も互いの
不満をぶつけその不満によって生じている自分自身の軸ブレを解消し
あう仕組みもある訳です

長くなりましたが、纏めてみると
部下の低次元欲求を満たす為には上司のサポートが必要
上司はそもそも低次元欲求は満たしているはずだが、組織の中には互
いにサポートしあう飲みにケーション的な場がある
*ここは、太田 肇氏が「承認欲求」などで提唱されている日本人の
独特の表と裏の承認が関わってくると思う。個人と組織を理解する上
での重要な要素になると思う。

ここまで書いてふと思った事は
組織ファンデーションとは組織診断の様なもので、個々人の中にある
思いを全員で共有する為に可視化して機能していると!

またまた、横道に逸れているが、太田 肇氏の裏と表の承認に次は触
れみたい
posted by 組織コミュニケーションコンサルタント at 16:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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